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Friday, November 18, 2011

Photo Collection of Murayama Chijun 村山智順 5 Korean shamanism 生活のなかの鬼神

V. 生活のなかの鬼神
Kwishin Spirits in Daily Life



90.厄払いの人形。
厄運を負わされたチェウン。


91.道端に捨て置かれたチェウン(1)


92.道端に捨て置かれたチェウン(2)


94.衣を着せた人形。
病気を治すためにこの人形を道路や川に棄てる。黄海道。

95.痘瘡神の滞在を知らせる旗。毎日痘瘡神をもてなす。
「戸口別星公使令旗」と書いてある。

96.眼病払い
目に入った厄鬼を追いやる。


97.眼病治療のまじない。 眼病にかかったときは図のようなものを書いて目に針を刺すとよくなる。
「汝自三身一目魚/一目有難況又針/汝今抜去吾目針/吾亦抜去汝目針」と書いてある。


98.刀を差してマラリヤ退散
江原道。



99.腸チフスを防ぐ牛の頭とにんにく。京畿道。


100.わらじによる悪疫よけ


101.にんにくによる伝染病予防。にんにくの強い臭いで伝染病を予防する。


102.マラリアを治す杵の藁包み。 人の頻繁に往来する道に杵の藁包みを捨てると効果があるという。



103.瘰癧(ぐりぐり)の治療
狗の字と虎の字を腕に記すとリンパ腺の腫れ物に効果があるという。


104.湿疹の治療
蛙の字と蛇の字を書くと湿疹がよくなるという。


105.足の裏の文字
全羅南道ではマラリヤを治すのに実父の姓名を足の裏に書いた。患者が男ならば左足、女ならば右足の裏に書くという234)。写真は右足に「朴大容」と記されている。
(2001年4月30日修正)



106.ビール瓶による黄疸治療
患者のいる部屋の前にビール瓶を掛けると黄疸がよくなるという。



107.麻疹治療
患者の服や帽子などを木に掛けるとすぐによくなるという。平安南道。
はしかは水にはまって死んだ者の霊魂が浮遊することに由来するという。


108.鶏で獣の疫病をふせぐ。
病死した鶏を木に掛けておくと獣の病気が予防できる。
平安南道。


109.手印による百日咳治療
全羅南道。


110.弓矢による疫病よけ
平安南道


111.赤痢よけ
器の上に箸を十文字に置きなかに水を注ぐ。この水を飲むと治るという。慶尚北道。


112.「痘瘡神の滞在を知らせる旗」
屋根の上にこぶりの旗が掲げられている
(2001年4月30日修正)

113.疫病送りの書状。
宋進士宅入納と書いたものを道に棄てると疫病がよくなるという。


114.治療のための墓の手入れ


115.唐辛子による病気よけ

116.瓢箪によるコレラよけ。
瓢箪をこすったときの音でコレラの鬼神を追いやる。
全羅南道。


117.悪鬼よけのふるい

1 comment:

  1. …通り掛かりました。御紹介ありがとうございます。

    幾らなんでも何らかの意味を為しているだろうと思っていたのですけれど、呪術と対策に関連が無く、効果も殆どの物が無い状態だったのですね。

    それでも、魔事や病魔をなんとか追い払おうとした気持ちだけは伝わって来ますね。

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